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非常にうまいと感じたのは、あるひとつの会話の流れが生まれたとき、夫婦、男女の枠を越えてそのつどひとつの派閥が形成されるという脚本の作り方だった。これは本作を特徴づけるユニークなアイデアであると感じる。たとえば、ある事象(例:いつも携帯を手放さない夫に対する不満)が発生すると、さきほどまで反目しあっていた人物どうしが結びつき、ひとつの派閥となり、共に不満を述べたてる。しかし、その派閥は決して長続きするものではなく、あらたな会話の流れ(例:平凡かつ向上心のない生活に甘んじる夫への憤り)においてはあっさりと解消され、お互いのののしり合う状態に戻っていく。
Source: fyfyfy